乱視 子供

子供の乱視の原因について

乱視は大人だけの症状ではありません。特に最近では小さな子供に見られる乱視が増えてきており、親や周囲の大人が注意深く観察してあげることが必要だと言われています。

 

小さな子供に見られる乱視の多くは、先天性のものだと言われています。大人の乱視には後天性のものも多く、生活習慣や癖などが原因で発症するケースが少なくありませんが、子供の場合には生まれた時から乱視を抱えているケースの方が多いようです。

 

子供に見られる先天的な乱視の多くは、帝王切開が原因であるとも考えられています。通常、胎児は頭を下にした状態で胎児期を過ごしますが、この状態は重力の影響を受けるために、頭がい骨が圧迫されて潰れた形になっています。頭がい骨が圧迫されていると眼球も圧力を受けますから、頭がい骨同様に眼球も胎内では楕円形に潰れた状態にあります。

 

自然分娩で生まれる子供は分娩時に産道を通りますが、産道は非常に狭いため、潰れた頭がい骨が四方から押されて丸い形に戻ります。この時、眼球も一緒に丸く整えられるわけですが、帝王切開の場合には産道を通らないため、眼球が楕円形のまま生まれてくることになります。実際に、乱視の子供の多くは帝王切開で生まれており、帝王切開が乱視を及ぼすことはデータ上にもはっきりと現れています。

 

また先天性とは言えませんが、幼児期の肥満も乱視の原因となることが分かっています。幼児期に肥満体型になると、角膜が筋肉に圧迫されて歪みを引き起こすことがあります。これは周囲の大人が注意することで防げる乱視ですから、子供の食べ過ぎや太り過ぎには普段から気を配り、乱視のリスクを軽減してあげることが大切です。